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かつてユリアンと同世代で銀A伝にどっぷりつかった過去をこじらせ、ムライ参謀長と同年代になってから再燃してしまった管理人のブログ。 腐れ要素あり、注意! Twitterやってます、お気軽にどうぞ♪ 銀A伝用垢→@fukurasuzumlogh
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シリーズ構成と25話(初陣)の脚本担当の高木さん、28話(ラインハルトの改革)の脚本担当の根元さんによるスタッフトーク「脚本」回のメモ起こし。
※あくまで個人のメモです。文責はすべてブログ主にあります※

第2章のみどころは、
高木さん「要塞対要塞は多田監督と森山さんがイレギュラーに脚本を担当して戦略的に練り上げた。時間をかけて面白いものになってる!」
根元さん「長い会話のシーン見応えがある。戦闘以外のシーンがイゼルローン結構ある」
とのこと。
スタッフトーク面白かったです、ありがとうございました✨

【参加することになった経緯】
高木さん:ちょうどKindleで銀英伝読見返していた時に「銀英伝好きですか?」お声がけあり。驚きのタイミング
根元さん:高木さんに「銀英伝興味ある?」と声を掛けられて。

好き?から入る。興味がないとできない!
他の脚本家さんにも高木さんからお声がけ。
ただ瀬古さんはイゼ攻略前編のみ担当、他のシリーズが始まる関係でとのこと。

【ノイエならではの苦労】
高木さん:あらかじめ知ってる原作のアニメ脚本は初めてとのこと、そういう意味では特別。
根元さん:出てくる人が貴族とか特集なのでオリジナルのセリフを考えるのに時間かかる。未来なのでどこかに通信するという時もどういう手順で?となる。
たまに「通信」とだけ書いて任せる時も。

【スタッフとのコミュニケーション】
シリーズ構成の打ち合わせの前にあいじーさんで監督や磯部さんたちとどんなふうにやるのか打ち合わせ、そのあともオールスタッフで。
OVAの俯瞰に対してノイエはキャラクターにフォーカス寄せたい、とは監督の初期からのコメント。

【第3期について】
1期2期は原作→シナリオ→コンテ→編集、それぞれで泣く泣く削ったところがたくさん。
これをなくそう!必要な時間を必要なだけかけられるように、と、第3期は高木さんが最初からプロット位の構成案を相談しながら作成。
双璧の過去最初は1話、書いてみたら1話で納まらなくて2話に。
原作3巻にのっとったので、第1章の最初は初陣。
その次の帝国視点で、これまで説明しきれなかった帝国の描写をいれて厚くしたほうがいいのでは、となった。

【25話初陣】
高木さん担当。
ユリアンの成長を描くのに工夫したことは、田中先生の地の文をドラマにする時に、ユリアンに1人喋らせる訳にはいかないこと、だからペーター、ベイトマンが必要になる。
構成案の大プロットからシナリオに落とした時に、このふたりを入れた。
ユリアンが他のキャラと話すところはイゼ日記から。
シェーンコップとの会話は、初対面のところから。ユリアンが軍人になりたい、と意志をはっきりさせたところなのでとった。
ポプランとの会話も。
アッテンボローとの会話はオリジナル。田中先生の地の文を会話として成立させるためにアッテンが最適だと思った。

【26.27話】
3巻エピはさらっとだが外伝から肉付け。クロプシュトック事件は前からどこかでやりたいと皆で言っていた。舞台でもやっていた。
入れるなら3巻のここが1番自然、ということに。
ロイの生い立ちは原作通り。吉永さんに存分にやってもらった。

【27話、犬のアイデア】
根元さん担当。小説の地の文をどうやって映像で見せていくか。
小説を書く女性の文章で繋げる案もあったが知らないキャラが出てきて喋るのも、と。
原作読み返すと、犬がいる!!犬なら脈絡なくあちこち行っても自然。
犬が、(パンを)食べない、(肉を)食べない、(オベの家で)食べる、というのも流れがいい。
犬はアニメで大変かと思ったが、皆意外とのってくれてホッとした(監督が大変だったと言ってましたよというツッコミも)。
高木さん、いいアイデア、犬がオベの車に当たり前に乗るのに声上げて笑ったそう。

【メックリ、ビッテン、オイゲン、なぜこの組み合わせ?】
プロットは、盛り上がってる市民だけだった。
その後メインキャラ掘り下げるなら誰か街にいてもいいという話になり、ビッテン食べてる、メックリ美術館にいる、最初は点描で考えていた。
そこから、会話させた方が楽しいのでは?となった。
仲がいいというのではなく、何かしら用があった設定。
その用は打ち合わせで話が出てたが、覚えていない…何か紹介してもらったお礼に食事だったか?

【シュバイネハクセを入れた理由は?】
ドイツ料理だったから。コロナ前に有楽町のドイツ料理屋で皆で食べた。
磯部さん写真とってたのでほぼ取材。脚本書いたのは2、3年前だからその前?
【制作の流れ】
構成案(原作のここからここまで)→高木さんが大プロット→脚本家に発注。
大プロット→プロット→シナリオの人もいれば、大プロットからいきなりシナリオ書く人も。
書いて提出し打合せして第2稿、それがだいたい3、4稿で決定稿。
ノイエも一般にもそのくらい。ドラマだと2桁行くことも。
1、2期は原作の重要な要素でも削ったところがあったから、原作にないところは真っ先に削られた。
原作1、2巻はイベントいっぱいだけど3巻はじっくりした書き方になってる分、脚本家の創意工夫もできる。
今回、脚本家の割り振り指示は監督と磯部さん。1話と最終話はシリーズ構成なので高木さんが指示をうけるまでもなくやる。
ノイエ、今回第3期だが、ノイエの独自性は3期から。この先もとても面白いです!とのこと。

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